トラックドライバーにとって、安全性の高い自動車に乗車することは非常に重要なポイントです。そもそも、長い時間を車内で過ごさなくてはならないドライバーにとっては、安全性が確保されていないものについては事故率が高くなってしまう可能性があるからです。命に関わる事なので、買取業者についてもその安全性が保障されているかどうかを必ず確認します。買取で代表的なものでは、取扱説明書が挙げられます。
トラック本体や後付装備に利用されている取扱説明書が存在しないと、それだけでも買取ではマイナス査定になる可能性があります。トラックはそのドライバーにとって運転がしやすいように改良が加えられていることが多いので、後付の装備が付け加えられていることも否定できません。分かりやすいのが、ドライブレコーダーなどが存在します。大きなトラックになると、運転シートから周囲の環境が見えづらい状態になってしまいますので、その状況を把握するためにドライブレコーダーを装着する業者も存在します。
こういった状態のままで売却をすれば確かに高い査定をしてもらえる可能性が高くなりますが、取扱説明書が存在しないと後からそれを購入した人が効率的に使うことができなくなる可能性も否定できません。そのため、こういった後付で導入されている機器についてもきちんとした説明書を送付しておく必要があります。同様に安全性を確保するための条件として重要になるのが、点検整備に関する書類です。